タイ・バンコクにてディナークルーズ船「マノーラ・クルーズ」を利用しました。
チャオプラヤー川沿いの5つ星ホテル「アナンタラ・リバーサイド・バンコク・リゾート」が運航しています。
昔ながらの木造作りの船で、優雅なリバークルージング。
バンコクの古代の生命線である王の川をクルーズ。
街の最も象徴的な名所を眺めながら、普段はなかなか味わうことのできない伝統的なタイ料理をたのしめました。
本当に優雅な時間でした。おすすめです。
※旅行時期は2024年5月下旬です。
タイ国政府観光庁のサイトにも紹介されています
マノーラ・クルーズ公式サイトはこちら
予約時の注意・価格
私たちはベルトラから17:00のサンセットクルーズを予約しました。
予約から当日の乗船まで、特に不便はなかったです。
ただ、乗船した5月下旬のタイの日没時間は18:30~18:40。
サンセットをたのしむにはちょっと時間が早かったです。
さらに、雨季だったので乗船中も超大雨スコールがありました。笑
料金は、大人ひとり12,000円ほど。
同じようなコースを行く大型クルーズ船は半額くらい値段で運行しています。
マノーラ号では、乗船前の川沿いでの待ち時間や、船からゆったりと眺める景色、トラディショナルな料理、終了間際の強烈なスコール(笑)も含めて、タイを感じられる特別な時間を過ごしました。
安くはないですが、いい思い出となったので満足です。
ハネムーンの方もいました。
マノーラクルーズの概要
・大人 (13歳以上) THB 2,900
・子供 (6~12歳) THB 1,450
・幼児 (0~5歳) 無料
・含まれるもの: 飲み放題(ソフトドリンクほか アルコール飲料を含まない) / 夕食 / 乗船費 / サービス料
※ソフトドリンクは飲み放題。アルコールは別途料金が必要になるようです。
・所要時間:2.5時間~3時間
・開催時間:17:00/19:00/20:30
※2024年6月時点の情報です。
当日、クルーズ船内でのコース料理とドリンクはもちろん料金に含まれていますが、乗船するまでの時間も川沿いのホテル内のバーでゆっくりと待つことができました。
この乗船前の待ち時間にもフルーツティーとおつまみが提供されました。
何も知らずに行きましたが、これも料金内のサービスでした!
※禁酒日があります!
タイでは下記の日程はアルコール販売が禁止、禁酒日とされているようです。
リアルに1滴も飲めないと思うので、アルコールが飲みたい方は避けた方がいいです。
2024年2月24日(土)、5月22日(水)、7月20日(土)~21日(日)、10月17日(木)
※季節により雨の影響あり
川の水位が高い日は橋を通過できず、ワットアルンやワットプラケオ等を見られません。
このページ下部に雨の様子と、橋の様子を載せています。
クルージングでのお酒、サンセット、お寺のライトアップを楽しむために
季節・当日の日没時間と禁酒日を確認してから予約を!
あとは、水位が高くならないように祈る!
集合場所・おしゃれ受付
集合場所
17:00の回に参加するため、16:30受付です。
集合場所はチャオプラヤー川沿いのラグジュアリーホテル「アナンタラ バンコク リバーサイド リゾート」内のG階(地上階)にある「リバーサイドテラスレストラン」奥の川沿い(桟橋)です。
私たちはターミナル21からタクシーにて出発。
夕時で道路も混んでいて、20分~30分ほどで「アナンタラ バンコク リバーサイド リゾート」ホテルへ到着。
この画像はアナンタラ・バンコク・リバーサイド・リゾート公式サイトより
この左側の桟橋(旗がなびいているところ)が集合場所!
ホテルには泊まれないけど、タイの五つ星ラグジュアリーホテルを観察できてよかったです。笑
正面エントランスから入り、リバーサイドエリアに向かいます。ホテル内も広いので、ちょっと迷いました。笑
こちらはホテルのエントランス周辺。さすがラグジュアリーホテル。
伝統的、タイの像。
大きなポスターを発見しました。チェックインはこちらと案内あり。
船の模型もありました。まさにこんな感じの船でした。
令和版、タイの像。
ホテルのラグジュアリーな中庭や、リゾートプールをうっとりと眺めながら通路を進むと、「マノーラ・クルーズ」の看板が!
この看板のすぐ裏が受付です。
受付。
念のためバイチャー券を印刷して持参しました。スムーズに対応してくれました。
スタッフさんより「アレルギーはない?」「辛さはどうする?」と確認してくれます。さすが、高級ホテルの運営。
私・山田は前日のガパオの本場の辛さに驚愕したので、NOチリで。
めっちゃいい景色。高まる。
リゾート感、半端ない。
受付をしたら、川沿いのオシャレな空間で一息。クルージング利用者の専用のスペースのようです。
心地よい風を感じながら、これから乗るマノーラ号とタイの街並みを眺めます。(雨が降っていなくてよかった…笑)
クルージングは1番テーブルでした。一番前(進行方向)でした。
ここでフルーツティーとおつまみが提供されました。料金に含まれていて、びっくり。
フルーツティーは柑橘系。日本には無い味で好みは別れます。
再度、スタッフさんが「アレルギーはない?」と聞いてくれました。
シャトルボートサービス
先ほどの桟橋を渡った先に、ホテルのシャトルボートサービスの乗り場がありました。
アナンタラホテル船着場まではシャトルボートでも来られるのかもしれません。
サトーン船着場(Sathorn Pier)、アイコンサイアム船着場(Icon Siam Pier)の表記がありました。
参考までに載せておきます。※2024年5月時点の写真です
船路・クルーズ船の雰囲気
船路・チャオプラヤ川
タイ・バンコクの有名スポットを通ります。
マノーラ号はバンコクの景色を楽しめるようにと、全テーブルが窓側に面していましたのでご安心を。
わくわく。
スタッフさんのユニフォームのデザイン、色もかわいい。
船内からのアナンタラホテル。さぞ素敵なホテルなのでしょう。
船内の雰囲気
テーブル数が少なく、開放的な空間。
席同士の間隔も余裕があり、心地よい雰囲気でした。
スタッフさんも受付の時と同様に、丁寧に、笑顔でサービスしてくれているのが印象的でした。心地よい接客でした。
さっきのバーでもあったけど、これ何…。トラディショナル…。
出航してすぐに、船内の説明アナウンスがありました。陽気で明るいアナウンスで楽しませてくれようとしていました。(英語のため内容はいまいち聞き取れず…笑)
船内での写真の撮影をお願いしたところ、しっかり対応してくれました。
トイレ
安心してください。
船内にきれいなトイレがありますよ!
席は1階、トイレは地下にあります。船内の後方にある階段を下ります。キッチンも地下にありました。
大丈夫。普通に、安心して使えます。
ドリンク・コース料理 (翻訳あり)
ドリンク
フルーツジュースとソフトドリンクは飲み放題。
フルーツジュースの方が美味しかったです。
料理
トラディショナルなタイ料理を初体験。
カオマンガイやプーパッポンカリーは日本でもよく食べていますが、伝統的なタイ料理は初めて。
私には読めないので、グーグルで翻訳。
アミューズブッシュ
謎の黒い小石&ドライアイスの演出!食感もパリパリでおもしろい。エビとガーリック。葉っぱは美味しくなかったので残した。
スタッフさんも「ドライアイスは食べないでね」と言っていた。
前菜
豚肉?? まぁまぁ美味しいけど、これがコースの中で一番よくわからない品だった。
どちらも食べたことない味で、初体験。完食。
でもトラディショナルすぎて、うまく文章にできない。笑。
スープ
トムヤムポーテック。クリアなトムヤムスープ。さっぱりとした味。シーフードもとっても美味しかった!食器もカワイイ。
※本当はトムヤムクンの辛さと酸味は残したスープですが、私は辛さ無しにしてもらいました。
Noチリ、辛さ0なので、スープは透明。笑
夫・田中は赤いスープでピリリッとした辛さがありました。
魚料理
バラマンディ…?魚らしい。タイや台湾では養殖が行われるほど万能食材として広く一般に食べられているそうです。ほうれん草のソテーとクスクス。色合いも素敵。
右下の泡はよくわからなかったけど、完食。
肉料理
牛ほほの煮込み、らしい。ターメリックがきいている。日本にもありそうだけど、初めて食べる味。
まぁ美味しい。
デザート
マンゴーともち米。スティッキーライス!おいしい!
お花を使った、ジャスミンインフュージョン!!(2度目のドライアイス!)
皿、食材、花。色合いがカワイイ。
この花輪を調べてみたら…花輪のことをプアンマーライと言うそうです。
タイでは白いジャスミンの花で作った花輪をお寺にお供えしたり、結婚式やセレモニーやプレゼントとして使ったり、タクシーに交通安全にと飾っていたりと、人々の暮らしに溶け込んでいるとのこと。
タイの文化を感じます。
タイのデザート3種
伝統的なデザートだそうです。かなり甘め。美味しくいただきました。
ソフトドリンクもたくさん飲んで、お腹いっぱいになりました。
料理はなかなか食べられない(食べたことのない)タイの伝統料理という感じでした。
食べ慣れた味ではないので、めっちゃおいしい!!というわけではありませんでしたが、すべて口に合いましたし、私も夫もおいしく完食しました。日本ではなかなか会えない味だと思います。
景色
伝統的なタイ料理を味わいながら、チャオプラヤー川沿いの景色を眺めます。
曇りの写真ですが…とてもいい景色でした。
天気は曇り、日没前の時間帯ではありましたが、とってもいい景色でした。
タイの勢いを感じます。
華やかな建物とは対照的に、発展途中なエリアもまだまだあります。
こういう場所もまだまだ多かったです。次にタイに行くときは、また変わった景色になっているかもしれません。
明るい時間帯だからこそ、色々なタイの街・生活を感じられました。
注意:雨の影響
クルーズ中、2回ほどスコールに降られました。
大雨の中、スタッフさんがずぶ濡れになりながら船の雨よけをおろしてくれるので、さほど濡れませんでした。
雨が止んだら、すぐに雨よけをあげてくれます。
しかし、クルーズ終了間際の2回目のスコールが強烈でした。笑
先頭にいた私たちのテーブルと、その後ろのテーブルにはかなり雨が降りこんできました。
とても濡れそうだったので、私たちは船の後ろの席に退避。
雨の勢いにスタッフさん達も苦笑い。デザート後だったので良かった。笑
雨の影響については、予約サイトに注意書きがありました。
※季節により雨の影響でチャオプラヤー川の水位が上がる可能性がございます。水位が高い日は橋を通過できず、ワットアルンやワットプラケオ等をご覧いただけません。
あの雨の勢いだと水位が高くなる時もありそうです。
これでは、橋の下は通れない…。
水位が高くなりませんように。
その他のクルーズ船
チャオプラヤ川には、たくさんのいろいろなクルーズ船が運航しています。
こちらは「リバースタープリンセス号 ビュッフェディナー クルーズ」のようです。
ノリノリな音楽が流れていて、大勢の人が楽しんでいる様子でした。
賑やかな雰囲気、料理はビュッフェスタイルのようです。
東京・浜松町の納涼船の雰囲気でした。笑
大型クルーズ船の料金はマノーラ号の半額くらい。
5,000円~6,000円くらいです。
私もこちらに乗船するか迷いましたが、初めてのタイ・バンコク旅行だったので、今回はゆったり座れて料理がたのしめるマノーラ号にしました。
次回はこういう賑やかなクルーズ船で夜景を楽しんでもいいかも。
受付から到着まで、2時間半~3時間ほどのクルージングでした。
船は出発と同じアナンタラホテルに戻り、解散!
いい思い出になりました。
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