メズム東京 オートグラフコレクションに宿泊しました。
ホテルの名称「メズム」は「mesmerize (魅了する)」という言葉に由来するそうです。
2020年4月にオープンしたメズム東京 オートグラフ コレクション。
コロナで大混乱、緊急事態宣言中の開業だったようですね。
2022年3月にはじめて訪れた際、
ホテルのコンセプトや内装がとてもオシャレでユニーク。
衝撃をうけました。
妻・山田のお気に入りのホテルになったので、2024年6月に再び宿泊しに行きました。
メズムでしか見られない、東京の景色がとても素敵です。
東京湾と隅田川、浜離宮恩賜庭園、東京タワーとスカイツリー、モノレールと首都高、船…。
ホテルの名前の通り魅了され、このホテルがとても好きになりました!
愛をこめて宿泊記を書きます。笑
2024年6月の宿泊記です。
一部、2022年3月の写真もあります。
朝食とクラブメズム、ジムとウェディングは次の記事へ。
コンセプト TOKYO WAVES
「TOKYO WAVES」がメズム東京のコンセプト。
東京湾とスカイツリーをのぞむ水辺のロケーションと、五感を魅了する景色や音楽、アートとモード感。
東京の躍動感とジャパンクオリティあふれるホテル。
≪変わりゆく東京≫の躍動感
を五感で感じられるホテルを目指しているそうです。
また、港にあるホテルらしく館内は「波」をイメージしているものが多いです。
2022年に泊まった際、
平日&コロナの時期でお客さんが少ない時だったこともあって、スタッフさんが開業時のこだわりや内装、オブジェクトなどの物語を詳しく説明してくれました。
スタッフさんがとても熱かったです。笑
このスタッフさんのお話がとても面白くて、私がラグジュアリーホテルの内装やコンセプトに興味を持つきっかけにもなりました!
「あの方が支配人ですよ。リーゼントの。」と教えてもらいました。
遠くからでもわかるくらい、めちゃめちゃリーゼントでした。笑
ユニフォームはヨウジヤマモト。
セクションごとに制服を分けず、ジェンダーレス。
ドアマンのコートも帽子もカッコよく着こなしていらっしゃいました。
何気なくエントランスを撮影したつもりだったのですが…
スタッフさんの立ち姿、めちゃめちゃカッコいい。
勉強になります。
コロナでのマスクもみんな真っ黒でした。
「ホテルらしさ」にとらわれないところが、とても今っぽくて東京らしいと思いました。
また、メズム東京は色々な企業とコラボレーションしてオリジナルのアイテムがありました。
オリジナルのアイテムで五感が刺激されていきます。
スタッフさんに聞いたのですが、
メズム東京のコンセプトを確立のために専属のデザイナーがいるらしく、ペン1本でもその方のチェックがあるそうです。
年齢は若いけど、とんでもなくクリエイティブでクールなデザイナーさん、と聞きました。
説明の通りホテルの館内はとてもクールでした。
アクセス
浜松町駅北口から徒歩6分ほど。
前は竹芝ターミナル以外には
なーんにもない古いイメージでしたが…
数年で開発が進んだようで歩道や商業施設も整っていました。
駅の北改札を出たところにも、以前には無かった看板と地図が!
しっかりメズム東京 オートグラフコレクションの名前が。
この周辺は「ウォーターズ竹芝」という
「四季劇場」、「アトレ竹芝」、「メズム東京」からなる複合施設。
JR東日本グループが初めて駅を離れて開発に着手したそうです。
メズムに行くときも劇団四季からの帰りであろう方たちとたくさんすれ違いました。
駅とウォーターズ竹芝までは歩道橋は完全に繋がっていないようでしたが、以前に比べると歩きやすくなっています。
次いく頃にはもっともっとアクセスが良くなっているかもしれません。
あたらしい歩道橋。
雨が降っていて、海側からの風で雨が降りこんできましたが…笑
東京ポートシティ竹芝
歩道橋を歩いていくと、自然とたどり着きます。
ウォーターズ竹芝の向かい側にある商業施設。
以前は浜松町駅の方まで戻らないとあまりごはん屋さんが無かったですがいまはたくさんできていました。
外国人観光客向け&近隣のビジネスマン向けの雰囲気でした。
私たちも夜ご飯は、この中でラーメンを食べました。
外観・エントランス
最近の都内ホテルらしくホテル感はあまりない外観と車止めです。
マンションぽく見えますねw
エントランスの絨毯は和と水辺をイメージしました。
入って左手のカウンターには☆スターサービス☆のカウンターがあります。
最前線でメズム東京を創っていくおもてなしのプロフェッショナルがお迎えしてくれます。
メズムでは固定ではなく色々なセクションを担うワンストップなスタッフが活躍しているそうです。
また、夕食に出かける際にこのスターカウンターで傘を借りました。
エントランスからホテル内に入ると…
入った瞬間、キラキラ。揺れていました…
打ち寄せては返す優しい波のようです。
海っぽい香りもしました。
キラキラの中をのぞくとこんな感じ。
私は海の中の泡をイメージしました。
夜はこんな感じ。
ロビー・フロント
魅了されながらエレベーターでロビー階へ。
エレベーターはシンプルで落ち着いた感じ。
エレベーターを降りると、一気に開放的で明るい光と壮大な東京の景色が目の前に。
こちらは勝どき・月島方面
高層マンションがたくさん。
ロビーは浜離宮を望む贅沢な空間です。
さらに奥にはスカイツリーも見えています。
この景色はメズム以外では見られないと思います。とても素敵で感動しました。
ホテル前の船着き場から東京湾や隅田川の定期クルーズ、羽田空港―ホテル間のチャーター船でのクルーズもあるそうです。
これは琴の弦をイメージしていると言っていたような…
天井のシルバーのキラキラは、海のさざ波をイメージしているそうです。
そして、今回の宿泊は梅雨だったので、紫陽花。
鮮やかな青色のクッション、照明が映えます。
前回は春だったので、桜が咲いていました。
オブジェもクッションもおしゃれすぎる。
夜のロビーはこんな感じ。
音楽もしっかり響いていました。
隅田川にかかる築地大橋がキレイです。
夜のロビーでは、ピアノなどの生演奏を毎晩やっていて超絶ムーディー。
公式サイトは桜の時期の画像が使用されています。
海外の方のウケも良さそうです。
ロビーには、ヤマハ株式会社の1963年製ヤマハのヴィンテージピアノが。
また、ヤマハの高音質な音響設備がロビーやレストランに響き渡っています。
高音と低音の調和がとれた広い音域。BGM(バックグラウンドミュージック)ではなく、音楽を前面に押し出し記憶に残るFGM(フォアグラウンドミュージック)だそうです。
FGM、初めて聞いた。笑
エレベーター・廊下
モダンで落ち着いた空間です。
黒電話(ぽいやつ)!
部屋・chapter 2 No2619
上級会員の特典でアップグレードしていただき、chapter 2のエグゼクティブクラスのお部屋でした。
ありがとうございます。涙
上記画像はメズム東京 公式サイト/Stayより引用
広々としたキングベッドタイプのchapter 2 (43-44㎡)は回遊性のある間取りが特徴です。
お部屋の中は、旅をイメージしています。
旅人が持っていそうなトランクと電子ピアノ。
電子ピアノは全室にあり、五感を刺激!だそうです。笑
世界に誇れる日本の電機メーカーであるカシオ計算機株式会社のデジタルピアノ
「Privia(プリヴィア)」
ピアノとトランクの間に、ごみ箱。笑
まぁまぁキレイ。
空気清浄機
やはりプラズマクラスター
クッションの色遣い、赤のスティッチがオシャレ。
景色
浜離宮とは反対側のお部屋でした。
前回もこちら側だったので、ガーデンビューはなかなか難易度が高いのかもしれません。
とはいえ、レインボーブリッジ、竹芝港に大型フェリー、ゆりかもめ、車…
東京の止まらないエネルギーを感じられる景色です。
ずっと見ていられます。
(目の前はマンションなので、ぼかしています。)
↑これは2022年の写真。
海がキラキラ。竹芝港に到着する高速船や大型船も見られます。
ここからお台場周辺の観光船や、新島や小笠原などの東京諸島へ船が出ています。
夜はこんな感じ。
東京タワーも半分みえました!
ベッド・サイドボード・リモコン
意外とシンプル。
赤と水色がオシャレ。
ベッドの横にそれぞれリモコンがあります。
スターサービスの黒電話と電子時計
対照的な物なのに一体感ありますな。
ラグジュアリーホテルならではのホテルのロゴ入りのペンとメモ。
国内トップクラスのシェアを誇る書道用品メーカーである株式会社呉竹とのコラボレーションで誕生したオリジナルの筆ぺん。
ホテルのブランドカラーであるミッドナイトブルーの上品な色合いと、書き心地を重視した硬筆の筆ぺんは、滞在後に購入される方もいるほど人気のアイテムだそうです。
空調や電気はタブレットで使いやすい。
壁付の空調リモコン
五感を刺激、魅了と書いてありますな。
スタッフさんのユニフォームは真っ黒でモード、個性的。
黒くてダボっとしているのに、ホテルマンらしく、カッコよく見える。
東京を拠点としたクリエイションで、世界的な評価を受けるヨウジヤマモト社。
常に変わりゆく東京の躍動感といつまでも共鳴するホテルでありたいというメズム東京の想いを受け、旗艦ブランド「Y’s(ワイズ)」のメンズパターンをジェンダーレスに表現する「Y’s BANG ON!(ワイズ バングオン)」とのコラボレーションだそうです。
五感=聴覚
音楽にもこだわっています。
オートグラフコレクション ホテルの雑誌も置いてありました。
お風呂・トイレ
お風呂も広々。
椅子がないのが残念。貸し出しはあるみたいです。
バスソルトは青!
「NEHAN TOKYO(ネハントウキョウ)」という、徳島県にある創業420年の硫酸マグネシウムメーカー馬居化成工業が立ち上げたバスソルトブランドがメズム東京のためにプロデュースしたそうです。
お湯を張って湯船につかって、天井を見上げたら
光が海のように水が反射して波打っていました!
も、もしや、これも計算か…!笑
やはり、シャワーは日本人には使いにくいタイプ。笑
シャンプー・リンス・ボディソープ
浴室内に備え付けです。
メズムのアメニティの香り、とっても好きです。
甘くなくて、上品な香り。
メンズスキンケアブランド「バルグオム」とコラボレーションし
ジェンダーレスなバスアメニティシリーズを目指したそうです。
忘れられなくて、通販で購入しました。笑
↓2022年11月の写真です。
割引されていて7千円くらいでした。
もったいなくて、ちびちび使いました。笑
トイレはこんな感じ。
モダンで落ち着いていました。
安心のTOTO製。
洗面台・アメニティ・スリッパ
このハンドソープの香りに感動!
ミニタオルまきまき。
アメニティボックス
船とメズムが描かれています。旅はつづく…みたいなメッセージが書いてあります。
取り出すのがもったいない…
(このBOXは持ち帰っちゃダメ)
めずらしく基礎化粧品はお部屋にありました。雪肌精。
バブルウォッシュ。
口の中で発砲して歯磨き同様の効果があるらしい。
私はダメでした…
ドライヤーを入れているBOXもオシャレ
ドライヤー
体重計
ネイビーのスリッパ
ネイビーがオシャレ。履き心地は上の下くらい。笑
スリッパが白じゃなかったのはWホテル大阪(黒色)とメズムくらいしか経験ない。
洗浄可能なスリッパ。
草履みたい。固めのゴム製。
デカすぎて履き心地はいまいち。
靴ベラ
長めで嬉しい。
株式会社近藤紡績所と信州大学が共同開発した「KIMONOローブ」
着物から着想を得たデザインのバスローブ兼パジャマ
ネイビーの帯と金色の紐がついてます。
木製のハンガー
びしーっと並んでいた。
強いこだわりを感じますな。
ミニバー
↑上の写真は2021年
猿田彦コーヒー
東京・恵比寿発祥の「猿田彦珈琲」メズム東京とのコラボレーションで誕生したオリジナルブレンドだそうです。
ゆっくりコーヒーを淹れたい…
京都の老舗で地元産の玉露を中心に多くの茶葉を販売している「舞妓の茶本舗」とコラボレーションしたオリジナルの抹茶だそうです。
ぺこちゃん!
不二家の代表的なスイーツであるミルキーのオリジナルパッケージ。
冷蔵庫
中のドリンクはなんと無料でした。
お水・オレンジジュース(2本)・ビール(2本)
うれしい!
冷蔵庫の右上には抹茶を立てる茶せんセットもありました。
食器に込められたオリジナルな色と形状、温かみのある見た目や質感で独特の良さを提案している作家イイホシ ユミコさんのメズム東京のコラボレーションのようです。
「SHIONARI(シオナリ)」
手馴染みの良いシンプルなデザイン、サラサラとした触感のマットな肌ざわりでした。
最後に…ドアストッパー
とくに感動したのがコレ!
スタッフさんが荷物を運んでくれるときに使用していた
ドアストッパー。笑
凝ったデザインだなーと思って聞いてみたら
「そうなんです、ミッドナイトブルーなのです!」とニッコリ答えてくださいました。
宿泊者は直接使わないであろうドアストッパーにまでこだわっていて、衝撃。
とんでもなくクールなドアストッパーでした。笑
お部屋の中もとってもユニークで遊び心があふれていました。
ゆとりある洗練された空間で、メズムでしか出会えないアイテムの数々も、滞在を豊かに彩ります。
次はクラブメズムと朝食を書きます!
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